創業
2000年5月に株式会社オールドオフィスを立ち上げました。顧客に寄り添う「義理と人情のIT産業」をコンセプトに。
社名の由来は、イギリスの「オールドハウス」。イギリスでは築100年の家を「オールドハウス」と呼びます。築99年までの家を「ニューハウス」と呼びます。様々な思いがあり、100年続く、私が死んだ後も続く会社を作りたいと思い、社名を「オールドオフィス」としました。
手探りと猛進の3年間
創業からの3年間、ネットのインフラ、ホームページ制作のフロー、価格設定、すべてが手探り状態でした。
相場もなく、ネット上に情報も少なく、ホームページをお持ちの企業様も少なく。独自のドメイン一つを取得するのも大変苦労した記憶があります。
そんな中、とにかくホームページを作り続けました。朝も夜も土曜も日曜もなく寝る間もなく。まさに猛進、究極のブラック企業だったかもしれません。
高い技術と衰退と
いつしか技術力はかなり高くなりました。FLASHで動くホームページを制作でき、まだシステム化されたWEBサイトが少ない時代にそれを提案し実現し。
私たちは神になったようにお客様に得意げに「他では制作出来ないホームページを制作します」と伝え、業界では高値といわれるWEBサイトを含め、数多く制作し続けました。
その結果、多くの案件を受注でき、スタッフも増えました。しかし、お客様との関係、社内のコミュニケーション、全て悪化していました。制作案件が途中で頓挫してしまったこともあり、数年経過すると他社でホームページをリニューアルされるところもでてきました。
ふと気づくと会社は衰退していていました。
生き残りをかけて
2010年頃、生き残らなければ、多くのクライアント様にご迷惑をかけることは明白でした。
その時、徹底的に考えました。まだうちに制作を依頼していただいているお客様。生き残っているWEB制作会社の共通点。去っていかれたお客様、なくなってしまった周囲のWEB制作会社。
「義理と人情のIT産業」を再び。お客様が依頼してよかったと思っていただき、これから先も継続してまかせたいと思っていただけるWEB制作会社。お客様に喜ばれる会社、必要とされる会社。
そのために、制作フローから、打合せのありかた、電話の受けこたえ、システムの構築手法まで全て見直しました。
他社の半分の時間でクオリティの高いホームページを制作できるノウハウ。使っていて制作会社の愛をも感じる更新システムやマニュアル。公開から数年たっても他社に自慢いただける気遣いのできているWEBサイト。いつも気軽に連絡いただけるサポートや更新対応。
そんなWEBサイトを提供できる会社、そんな接客ができる会社にしたいと心から思った時期でした。
20周年、そして現在
弊社は、2020年5月に20周年を迎えました。
この沿革では語りつくせないいろいろな出来事がありました。大きな問題を抱えている時期もありました。
これら全てが弊社であり、今のオールドオフィスにつながっています。
これからもWEBの世界は変化し続けると思います。そんな中、いつまでもお客様にとって最良のWEB制作会社であり続けられるよう、これらの気持ちを忘れずに、作り続けたいと思います。
2000年5月 |
神戸ファッションマートにて創業 |
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2011年4月 |
オフィスをJR住吉駅前に移転 |
2022年3月 |
事務所を一部(倉庫)拡張 |